2019.3.11取材
- 山形歯科専門学校
歯科衛生士科1年生 - 井上 瑞月さん
- 山形歯科専門学校
在学生の学び
1年生の時は座学が中心で、全身の神経など「こんなに細かい部分まで!」と思うほど深い内容を勉強します。歯がいかに全身の健康と関係があるかを実感し、命に関わることもあるので改めて学ぶことの大切さを知りました。実習はまだ基本的なことですが、器具を使って級友の歯石を取ってきれいになったのがわかると、やはり嬉しいですね。2年、3年生になると歯科医院だけではなく、大学病院や社会福祉施設での実習、それから、小中学校等に行って歯磨きの指導などと、いろいろな実習があります。今は、学んだ技術をしっかり身につけることが目標です。学校では勉強以外にも、全ての学生と先生で花笠パレードに参加したり、芋煮会や山寺にのぼったりと行事も楽しいです。

地元の学校に進学してよかったこと
高校生の時、医療関係の仕事を調べているうちに「歯科衛生士」を知りました。その頃、歯医者に通っていて、それも口腔外科と普段行かないところだったのでますます興味が湧きました。オープンキャンパスは仙台の学校と山形歯科専に行ったのですが、山形歯科専はアットホームな雰囲気で実習も豊富なことが自分の力になると思って選びました。それと、地元の方が勉強に専念できて、自分の時間も持てると思いました。実際に入学して、わからないところは1から教えてもらえるし、県歯科医師会立の学校なので県内の歯科医院で行われている内容を多くの先生が指導してくださいます。私は地元に就職するつもりでしたので、就職率100%というのも魅力でした。
私は将来、生まれ育った山形で小さな子どもからお年寄りまで、その人に合った歯磨きの指導や治療をすることでずっと自分の歯でおいしくご飯を食べたり、お話ができる、健康で楽しい生活が送ってもらえるように、お役に立てる歯科衛生士になりたいと思っています。
