2023.9.21取材
- 山形医療技術専門学校
作業療法学科2年生 - 柴田 晴地さん
- 山形医療技術専門学校
在学生の学び
作業療法士はトイレ、食事、着替えなど普段なにげなくやっていた動作が行えない時のサポートを行います。体だけでなく精神面も支える作業療法士として、1年生では基礎的な人の体のつくり、解剖学を習って、実際に山形大学で見学実習がありました。2年生になってより専門的な病気の勉強をしています。実習では患者様と触れ合うことで知識が深まります。学校の授業は、グループ学習で話し合う機会も多く、放課後に残って自主学習したりしています。作業療法士は、一般病院だけではなく、精神病院、障がい者施設、また、地域の老人ホームに行って、健康を守り、動けるうちに予防をするなど幅広い場所で活躍できます。同じ目標を持つ友だちと学ぶことが楽しくて、毎日充実しています。
地元の学校に進学してよかったこと
中学のサッカー部の時に骨折をして2ヶ月くらい歩けなくなって、大会が近いこともあり、ショックと焦りで精神的にもかなり落ち込みました。その時に作業療法士と理学療法士にリハビリしていただき、心身共に支えてもらいながら、歩けるようになった時に感動しました。精神的にも支えることができる作業療法士がいいと思い、進路を決める時に山形と他県も調べました。ここに決めた一番の理由は、国家試験の合格率100%ということです。確実に合格したいので、地元で目標に向かって勉強に集中するために選びました。リハビリのおかげもあり、高校でもサッカーを続けました。同じ高校でこの学校を目指している人もいて、一緒に頑張ろうねって言っていましたね。入学して良かったと思うのは、実習が多く、いろいろな実習先で実際に体験できることです。クラスみんなで一緒にお互いを高められる環境です。